2020-10-19から1日間の記事一覧

かけだし弁護士のころ(12)

かけだし弁護士のころ(12) 1985.7.22 税理士、弁理士、不動産鑑定士を交えての研究会を開く。 他の分野の専門家の話は、聞いていてもとても参考になる。 今後も、定期的に集まることを決める。 7.31 日中の気温36度の暑い日だった。 東京の…

かけだし弁護士の頃(11)

かけだし弁護士の頃(11) 1985.6.3 家族で、東山公園1万歩コースを歩く。 次女のペースに合わせて、ゆっくりと歩いた。 その後、動物園を見る。コアラがよく動いていた。 6.4 恐喝事件の弁護人として、被害者宅に謝罪に行く。 このような事件で…

かけだし弁護士の頃(10)

かけだし弁護士の頃(10) 1985.4.26 名古屋弁護士会主催の講演会「死刑台からの生還」を聞く。中小企業センター。 松山事件の斎藤被告、青木弁護人、徳島ラジオ商殺しの西嶋弁護人らが語る。 その語るところに、共感を覚えた。 しかしながら、裁判所…

かけだし弁護士の頃 (9)

かけだし弁護士の頃 (9) 1985.4.6 桜は7~8分咲き。 今日はこれから淡路島まで出張。破産事件の差押・封印執行。 そんなに何回も行ける所ではないので、現地でできるだけ処理を済ませる予定。 4.7 平和公園に桜の花見に行こうと、妻がおにぎりを…

かけだし弁護士の頃(8)

かけだし弁護士の頃(8) 1984.12.26 事務所の引越し。上前津に移転する。 新事務所は、かなり広い。 考えてみると、私は日中はほとんど事務所にいない。 あちこちの裁判所を駆け回り、事務所には、午後遅くに戻る。 それでも、広くなるのは良いこと…

かけだし弁護士の頃(7)

かけだし弁護士の頃(7) 1984.10.29 妻が行政書士の試験を受験する。 資格を取り、将来、私の仕事を援助することが目的であり、その協力はありがたい。 反面、それだけ今の私が頼りないということでもある。 家族に心配をかけないようにしなくては・…

かけだし弁護士の頃(6)

かけだし弁護士の頃(6) 1984.9.13 裁判所の破産係りから電話有り。破産事件を受任する。 家に帰るのは、午後8時過ぎ。寝るのが10時過ぎ。 家ではほとんど仕事はしない。休日も自由に過ごせる。 裁判所時代は、判決書きは家でしており、休日はた…

かけだし弁護士のころ(5)

かけだし弁護士のころ(5) 1984.7.31 父がガンの疑いで入院。寝耳に水で驚く。 定期検診で肺がんの疑いを示唆され、精密検査のための入院だという。 本人はいたって元気とのこと。 検査結果が判明するのは2週間先とのこと。大したことでなければ良…

かけだし弁護士の頃(4)

かけだし弁護士の頃(4) 1984.6.28 朝、直接、四日市支部へ。午後は中村簡裁。 明日は、浦和地裁に出張だ。 裁判官のときと違い、出かけることが多い。体力勝負といわれるゆえんだろう。 6.30 浦和の事件の相手方のY弁護士。 土浦時代に、私…

かけだし弁護士の頃(3)

かけだし弁護士の頃(3) 1984.5.20 弁護士有志主催の中野好夫氏の講演会を聞く。 「人は動物に及ばず」という。 久しぶりに大学の講義を聞いたような感じだ。 5.26 破産の研究会に出る。 破産事件が急増しているらしい。 この分野の勉強をしよう…

かけだし弁護士のころ(2)

かけだし弁護士のころ(2) 1984.4.18 名古屋弁護士会の控え室。来る人来る人知らない顔ばかり・・・ 本当に地縁の無いところに来たんだ。 少し、落ち込む。 外は桜が満開だ。 4.19 K氏からテニスの誘いがあり、名城ローン・テニスクラブに申し込…