かけだし弁護士の頃(15)

かけだし弁護士の頃(15

 

1985.9.30

 名東図書館で、「農民志願」(岡田米雄著)借りて読む。感銘を受ける。

 自然と向き合う生き方。このような生き方に接しなくなって久しい・・・

 仕事を通じて、真実なものに取り組みたい。

 

  • ※ 農業には以前から関心があったのですが、名東区の借家では場所がありませんでした。

東郷町に来てからは、家庭菜園を楽しんでいます。⇒私の休日農園

 

10.10

 弁護士会のテニス大会。鳴川杯。

 試合のある長久手グリーン・テニスクラブの場所が分からず、何度も尋ねつつようやく辿り着く。

 6試合こなし、2位となる。

 緑が多く、なかなか良いテニスクラブだった。

 

  • 長久手グリーン・テニスクラブはその後何度か経営者が交代したようです。何の縁か、現在私のホーム・コートになっています。

 

10.17

 弁護士会の委員会。8名集まり、自由に語る。

 弁護士会活動に対して、違和感のようなものを感じている。何故だろう。

 弁護士の持つある種の傲慢さが鼻につくのだろうか。

 弁護士には、優秀な人が多い。財力・地位にも恵まれている。

 反面、傲慢な一面がある。

 私がそれと無関係とは言い切れないかもしれないが・・・気をつけなければいけない。

 

10.27

 審理を終え、判決を待つばかりの事件で、裁判官から、しつように和解を勧められる。

 和解は出来ないと、はっきり告げてあるのにかかわらずだ。

 裁判を受ける権利を奪うものではないか、との疑問を感じてしまう。

 

⇒次へ

⇒ホーム